武豊、ジャパンで凱旋門賞参戦正式決定

2020年9月17日 12:40

武豊

 今年のフランスG1凱旋門賞(10月4日、パリロンシャン競馬場)に武豊騎手が、愛国調教馬のジャパン(牡4=A・オブライエン)で参戦することが17日、正式に決定した。

 管理するエイダン・オブライエン調教師がジャパンの出走と鞍上に武豊騎手を指名するオファーを発表。同騎手は凱旋門賞に3年連続で通算9回目の騎乗となる。

 ジャパンの戦歴は3歳時にG1を2勝。ここ2走は直線で伸びを欠くレースが続いているが、今回は同馬に初めて武豊が騎乗することで、日本の競馬ファンのの関心度はイッキに増した感がある。JRAの馬券発売の面でも売上げ促進にひと役買いそうだ。

 武豊は「凱旋門賞の騎乗オファーを正式に頂きました。クールモアグループの馬で凱旋門賞に参戦するのは初めて。近況の成績からジャパンは伏兵でしょうが、しっかり準備していきます」とオファーを快諾。

 また、ジャパンをクールモアと共同所有するキーファーズの松島正昭氏もコメントを発表しており「エイダン・オブライエン調教師から直々に連絡がありました。馬の状態が良くなければ契約に関係なくレースに使わない調教師だと聞いているので立て直してくれることに期待しています」と話した。

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