【JRAアニバーサリーS】アスターマリンバ、先輩出世ロード歩む
2020年9月17日 05:30 【東西ドキュメント・栗東=16日】牝馬3冠ラストの舞台を目指し、熾烈(しれつ)なバトルが繰り広げられるローズS。その最終追い切りが行われた16日、秋華賞への直行が決まっている2冠馬デアリングタクトが坂路をゆったり駆け上がり、4F55秒3~1F12秒6をマークした。寺下が杉山晴師に感触を聞くと「ムキになることもなく、折り合いもついていた。ちょうどいい状態。今のところ課題らしい課題はないかな」と余裕の表情。来週の追い切りは主戦の松山が感触を確かめる予定だ。
今週の3日間開催最終日(21日)は、全レースの全投票法の払戻率が全て80%に設定。お得な日だ。その中京メイン11Rは「JRAアニバーサリーS」。昨年の勝ち馬メイケイダイハードは今夏、中京記念を18番人気で劇的V。1年前、当レースを制した中竹厩舎&松若のコンビはアスターマリンバで“連覇”を狙う。連勝中の3歳馬。中竹師は「器用になり、力をつけている」と充実ぶりに目を細めた。厩舎の先輩を見習って、ここから出世ロードを歩むか。