【ラジオ日本賞】国枝厩舎ハヤヤッコ飛躍の秋「しまいを生かせれば」

2020年9月17日 05:30

美浦トレセンの国枝栄調教師(撮影・西川祐介)

 【東西ドキュメント・美浦=16日】月曜のセントライト記念組こそほとんど木曜追いだが、大多数は水曜追い。国枝厩舎勢も続々と追った。中山日曜のラジオ日本賞に挑む白毛馬ハヤヤッコはWコース(5F64秒9)で力強い動き。次週オールカマーで始動するカレンブーケドールは坂路(4F52秒2)でオウケンムーンと併せ馬。小田は国枝師を追った。

 「ハヤヤッコの前走(BSN賞3着)は砂をかぶっても普通の競馬ができていた。中山(4戦1勝、2着3回)も走るし、しまいを生かせれば」と手応え。今夏はソダシがJRA芝重賞初V(札幌2歳S)で話題を呼んだが、白毛馬JRA重賞勝ち馬第1号として、昨夏レパードS以来のVの期待が高まる。ブーケドールは今春ドバイ遠征もレース中止で帰国。「輸送でしぼんだ体は戻った。現時点では少し体は重いかな」のジャッジ。昨秋ジャパンCを含めG1・2着3回の実績馬。今秋の飛躍が期待される。女王アーモンドアイも間もなく帰厩予定。G1シーズンに欠かせない“国枝軍団”が活気づいてきた。

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2020年9月17日のニュース