【サフラン賞】サトノレイナス デビュー2連勝!国枝厩舎からまた強い牝馬「学習能力が高い」

2020年10月5日 05:30

サフラン賞を制したC・ルメール騎乗のサトノレイナス(撮影・西川祐介)

 アーモンドアイの国枝厩舎に、またもや強い牝馬が現れた。中山9Rのサフラン賞(2歳1勝クラス、牝馬限定)は1番人気サトノレイナス(父ディープインパクト)が、4角最後方から直線一気を決めてデビュー2連勝を飾った。スタートで出遅れたが、ルメールは慌てず折り合いに専念。4角で馬群をさばいて大外に出すと、目の覚めるような末脚を繰り出した。鞍上は「2戦目でテンションが上がっていた。出遅れたけど、後ろからになって良かった。リラックスできたおかげで、いい脚を使うことができた」とホッとした表情を浮かべた。

 兄は今年のディープインパクト記念弥生賞を制したサトノフラッグ。兄も管理する国枝師は「新馬戦はフラフラしていたけど、今日は真っすぐ走っていた。牝馬だけに兄より“おませ”で、学習能力が高い」と高評価。次走については「出られるのであれば阪神JF、ホープフルSでもいいかな。いずれにせよ、この後は放牧」と暮れのG1を視野に入れている。

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2020年10月5日のニュース