【スプリンターズS】ダノンスマッシュ 8度目G1意地の2着 安田隆師「よく頑張ってくれた」

2020年10月5日 05:30

<スプリンターズS>惜しくも2着のダノンスマッシュ(撮影・村上 大輔)

 G1・8度目の挑戦となった3番人気ダノンスマッシュは無念の2着。道中4番手から残り100メートルで先頭に躍り出る勢いだったが、最後は勝ち馬グランアレグリアの鬼脚に屈した。騎乗した川田は「ゲートでどうしても我慢できないので、これ以上出してしまうと出遅れてしまう。今日のが最善でした」とわずかに出負けしたスタートを振り返った。続けて「(スタートした後の)その後はいい内容だった。状態も素晴らしかった。馬の成長も感じました。ただ、はるかに勝ち馬は強かったです。でもこの馬も良くなってます」と勝者を素直に称えた。

 12、13年スプリンターズS連覇を飾った父ロードカナロアに続く父子制覇はならなかったが、G12着はこれまでの最高成績。父も管理した安田隆師は「一瞬勝ったと思いました。4コーナーまでの位置は完璧だった。よく頑張ってくれました」と力を出し切った人馬をねぎらっていた。

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