【ジャパンC】国枝師、アーモンドアイへ「戦うというより自身のレースをしてくれればいい」

2020年11月26日 05:30

アーモンドアイの追い切りを終え取材を受ける国枝師(撮影・西川祐介)

 【国枝師に聞く】
 ――最終追い切りについて。
 「完成された馬だが、フレッシュで元気いっぱい。追い切りでも弾んでいたし、馬場から出る時も弾んでいた」

 ――休み明けを1度使って変化した点は?
 「キリッとしたシャープな体になった。体質が強くなったのか、以前のようにレース後にフラフラすることもないし、(前走の)疲れらしい疲れもなかった。これなら(中3週で)JCに行っても大丈夫だろうと判断した」

 ――JCは2年前に世界レコードで優勝した。
 「今秋の東京は開催初日の雨が影響して理想的な馬場ではない。内が良くないので枠は(内枠よりも)真ん中あたりがいい」

 ――ルメールは「コントレイル、デアリングタクトもかなり強いからどれが勝つのか分からない」と言っている。
 「たしかに、あの2頭の勝ち方は素晴らしい。一緒に走れるのは楽しみ。でも、戦うというよりアーモンドアイ自身のレースをしてくれればいい」

 ――ラストランに臨む心境は?
 「目標は達成できたし、気持ちは楽だ。有終の美を飾れれば言うことないが、最後だから楽しんで走ってきてほしい」 

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