【中山金杯】年男・丹内、マイネルサーパスで参戦「今年はG1勝ちたい」

2021年1月4日 05:30

しめ飾りの前でガッツポーズする年男の丹内(撮影・郡司 修)

 新年のあいさつが飛び交う調教スタンド。年男の丹内は照れくさそうに写真撮影に応じていた。「今年はG1を勝ちたい。大きいレースにもたくさん乗れるようになりたいですね」

 12年前の丑(うし)年も好スタートを切った。23歳だった09年、開幕週の中山12R(1月5日)をアイティトップで勝利。本人は「それは聞いて思い出しましたけど、縁起がいいということで」と笑う。年末は実家の函館に帰省。「こういう状況だからずっと家にいましたがゆっくり休めた。親父と飲んでいたので正月太りです。ここから例年の減量が待っていますね…」と周囲を和ませた。

 中山金杯はマイネルサーパスで参戦する。「前走(中日新聞杯18着)はブリンカーが効いていた感じはあったけど直線では伸びなかった。改めて頑張りたい」と丹内。昨年は函館2歳S(リンゴアメ)で重賞も制したが満足はしていない。「函館までがピークになってしまったので、今年は一年間という意識で。毎日を一生懸命やりたいです」と気持ちを新たにしていた。

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