【宝塚記念】(10)カレンブーケドール 7度目の挑戦!悲願G1獲り万全、国枝師満足げ

2021年6月27日 05:30

 カレンブーケドールはこれが7度目のG1挑戦。天皇賞・春で3着と好走し、中間は在厩でじっくり乗り込まれてきた。当週は単走でリズム重視の調教だったが、1週前追いでは戸崎を背に抜群の動きを披露し、調子の良さをアピールしていた。国枝師も「特に問題もなく、極めて順調にきています」と満足げ。悲願のG1タイトル獲りに向け、態勢は万全だ。

 《国枝師、勝てばG1通算20勝》国枝厩舎はアーモンドアイが制した昨年11月天皇賞・秋以降は延べ11頭をG1に送り、この間のG1成績は【2・3・2・4】。11頭全て5着以内と堅実な成績。今年はG1勝ちはないがサトノレイナスが桜花賞2着、アカイトリノムスメがオークス2着と好戦。宝塚記念Vなら、藤沢和雄師(33勝)、角居勝彦師(26勝)、池江泰寿師(20勝)に続き、グレード制導入の84年以降、史上4人目のJRA・G1通算20勝到達となる。

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