【阪神】「新・伝説の新馬戦」は良血レッドベルアームが快勝 福永興奮「きょうだいで一番ええわ」

2021年6月27日 15:14

<阪神5R・2歳新馬> ゴール直前で粘るアランヴェリテを捕らえ勝利したレッドベルアーム (撮影・亀井 直樹)

 良血馬がそろった阪神5Rの2歳新馬戦(芝1800メートル)は1番人気のレッドベルアーム(牡=藤原英、父ハーツクライ)が制した。2着はアランヴェリテ。3着はショウナンナダル。2番人気のディープインパクト産駒・キラーアビリティは5着だった。

 レッドベルアームは好位を追走。直線に向いてもスッと加速できなかったが、ゴール前でグイッと伸びて、逃げ粘るアランヴェリテを半馬身とらえた。福永は「いい練習、いい勝ち方だった。このきょうだいで一番ええわ」と笑顔だった。

 父ハーツクライ、母レッドファンタジア(母の父アンブライドルズソング)の血統。半兄のレッドベルジュールとレッドベルオーブはともにデイリー杯2歳Sを制している。

 宝塚記念当日の新馬戦はハイレベルになることが多く、後の活躍馬が多く出ている。特に近年の勝ち馬はダノンプレミアム、ブレイキングドーン、レッドベルジュール、ダノンザキッドと全て重賞を制している。

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