【アイビスSD】グレイトゲイナー 坂路で迫力抜群の時計、ラスト1F12秒0に陣営「状態はいい」

2021年7月22日 05:30

坂路にて併せ馬で追い切るグレイトゲイナー(右)(撮影・亀井 直樹)

 【東西ドキュメント・栗東=21日】梅雨明けの発表とともに猛暑到来。この時季は急な気温の変化から体調を崩す馬も多く、人気馬でも凡走というケースはよく見る。夏は格より調子。その見極めが馬券的中に近づく。アイビスSDの追い切りはグレイトゲイナーが超抜の動きだった。坂路でマテラスカイ(7歳オープン)と併せ馬。ゆったりした入りから徐々にペースを上げ、ゴール前はグイッとひと伸び。4F52秒9~1F12秒0を馬なりで刻み、併走馬に首差先着した。高野助手は「予定通り。終始、マテラよりも手応えが良かったし、状態はいい」と好調をアピールする。

 直線競馬は初参戦となるものの姉フクノドリームは14年2着馬。血統からコース適性は高そうだ。「3歳時は精神的に幼かったが、4歳になって心身ともに大人へ。成績を見ても分かるように、今は充実している」。前走・テレビユー福島賞は首差2着惜敗。負けはしたが、実力はオープン級だ。穴党の田村は格上挑戦の伏兵を狙っている。

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