【秋華賞】アンドヴァラナウト 坂路馬なりで伸び伸び!福永の策「枠と並び。勝つための算段練る」

2021年10月14日 05:30

坂路で追い切るアンドヴァラナウト(撮影・亀井 直樹)

 前哨戦ローズS完勝のアンドヴァラナウト(池添学)は栗東坂路を力強く駆け抜けた。福永祐一(44)が手塩にかけた逸材が、一気に世代の勢力図を塗り替えるか。

 桜花賞の時点で未勝利、オークスの時点でも1勝クラス…。同期がスポットライトを浴びた春の2冠はその場にもいなかったアンドヴァラナウトが、最後の1冠となる秋華賞には堂々と主役の一角で登場する。

 最終追い切りは坂路単走、全くの馬なりで4F54秒0~1F12秒2。池添学師は「体も仕上がっているので最初の入りだけしっかり折り合わせて、最後はリラックスした状態でノビノビと走らせる指示。ブレずに走れていたし、手前の替え方もスムーズ。追えば追うだけ伸びる、という感じ」とリハ完了に目を細めた。

 ローズSの快勝劇で脚光を浴びる存在となったが、デビューから全6戦の手綱をとる福永は、薄氷を踏む思いで手にした2走前の出雲崎特別(1着)がターニングポイントだったと明かした。「3走前(中京の1勝クラス2着)に逃げの競馬を選択したのですが、この馬の成長を妨げる要因になるんじゃないかと懸念しました」と、正直に悔いた一戦だったと明かした上で「2走前の新潟では逃げずに我慢して勝てた。あの一戦がローズSの上手な立ち回りにつながっている」と振り返る。

 ローズS勝利に至る過程を事細かに説明した福永。秋華賞でもう一丁!の期待に「枠と並び。勝つための算段を練る」と不敵な笑みものぞかせた。

 「相手はさらに強くなるし、春のG1馬2頭とは対戦していない。ただ、桜花賞馬ともオークス馬とも違う武器を持っている馬なのでどう生かしていくか。特性を生かすレースをしたい。特性?一瞬のキレ。反応がいい馬ですからね」

 アンドヴァラナウトの出世ストーリーは福永の存在なくしては語れない。本人の口ぶり的にはまだ発展途上だが、少女のかれんさ脱皮に要す時間はあってないようなもの。ラスト1冠にきっちり間に合って大輪の花を咲かせても不思議ではない。

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