矢作厩舎の2頭が海外遠征に向け国内最終調整
2022年6月22日 06:00 矢作厩舎の2頭が海外遠征に向け、国内最終調整を行った。英G1ジュライC(7月9日、ニューマーケット芝直線1200メートル)に出走する昨年の京王杯2歳S覇者キングエルメス(牡3)は坂井を背に坂路で単走追い。序盤から軽快にラップを刻み、4F54秒3~1F12秒7を刻んだ。矢作師は「予定通りだし、いい状態で持っていける。この血統は1カ所で調整をしていると飽きてしまう。向こうに着いてからも2本やる予定です」と先を見据えた。ジュライC後は仏G1モーリスドゲスト賞(8月7日、ドーヴィル芝直線1300メートル)を予定している。
英G1サセックスS(7月27日、グッドウッド芝1600メートル)から仏G1ジャックルマロワ賞(8月14日、ドーヴィル芝直線1600メートル)を予定のバスラットレオン(牡4)は3月ドバイのG2ゴドルフィンマイル1着に続く海外遠征。この日は坂路でサッと流して、4F59秒2~1F14秒0を計時。「絶好調です。レースまで1カ月以上あるので(日本で)仕上げるつもりはない。うまく輸送をクリアしてほしいね。チャレンジャーだけど、どちらもチャンスはある」と期待を寄せた。23日に出国する。