【北九州記念】キャプテンドレイク 前進必至!!

2022年8月17日 05:30

 【東西ドキュメント・栗東=16日】北九州記念の取材を進めると「重量差」という言葉がよく聞かれた。ステップレースのCBC賞を勝ったテイエムスパーダがハンデ48キロ。函館スプリントSを制したナムラクレアも3歳牝馬で重量50キロだった。函館SSで5着だったキャプテンドレイクは56キロ。当時の重量6キロ差は今回2キロに詰まる。今野師は「勝ち馬とは重量差がありましたからね」として言葉を継ぐ。

 「この中間はしっかりとやれています。体質が強くなってきましたね。雨が良くないタイプで良馬場の方が走りやすい。少しくらいなら時計が速くなっても大丈夫。馬場が少しでも差し馬向きになって、うまく流れが向いてくれれば」

 快進撃の糸口は小倉にあり。今冬の開催で連勝、その勢いで阪神の準オープンも制した。前々走7着は「(直線で)前が詰まってしまいましたからね」と度外視していい。今回は先行激化がにおう組み合わせ。自慢の末脚が火を噴かないか。縮まる重量差と展開利。小林は前進必至とノートに力強く書き込んだ。

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