【天皇賞・秋】シャフリヤールを管理する藤原師「成長していると確信」

2022年10月27日 05:30

会見を行う藤原英昭調教師(撮影・亀井直樹)

 伝統の一戦「第166回天皇賞・秋」(30日、東京)の追い切りが26日、東西トレセンで行われ、昨年のダービー馬シャフリヤールは坂路を軽快に駆け上がった。今年はドバイシーマクラシック1着、プリンスオブウェールズS4着と海外で経験を積み、心身ともに成長。昨年のジャパンC3着以来11カ月ぶりの国内戦でパワーアップした姿を見せる。同レースは27日に出走馬、枠順が決まる。

 【藤原師に聞く】
 ――海外遠征の疲れは?
 「どれだけ疲労がたまるかな、と思っていましたが回復も早かった。馬の状態を見て(万全でなければ)天皇賞・秋をパスしてジャパンCという考えもありましたがオーナーと牧場、我々スタッフが見て“これなら行ける”と挑戦することが決まりました」

 ――中間は福永騎手も追い切りに騎乗している。その理由は?
 「動きがどうか、それを一番知っているのは福永。去年とは全然動きが違うと言ってくれました。そのジャッジが重要だったし、しっかり成長していると確信しました」

 ――東京芝2000メートルに関して。
 「条件はいいと思います。いろんな場所で経験してきた。2000メートル、2400メートルであっても、対応できるだけのポテンシャルは持っている」

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