【有馬記念1週前追い】タイトルホルダー順調!栗田師「今日の動きを見て文句を言う人はいない」

2022年12月16日 05:24

アウトパフォーム(右)と併せて追い切るタイトルホルダー(撮影・郡司 修)

 ファン投票1位タイトルホルダー(牡4=栗田)は相棒の横山和がこの中間で初めて追い切りに騎乗。Wコースでの併せ馬でアウトパフォーム(3歳2勝クラス)を3馬身追走し、直線半ばで並びかけて半馬身先着。乾燥したチップを蹴散らし、5F66秒9~1F11秒5を計時した。鞍上は「ラストはもう少し躍動感ある動きをするのかなと思っていたが、今日の馬場を考えればそんなに気にすることはないと思う。追ってからも機嫌が良さそうだったし息の入りも良かった」と順調ぶりを伝えた。栗田師も「折り合いとフォームの確認。道中は折り合いがしっかりついていて最後も動けていた。今日の動きを見て文句を言う人はいないのでは」と納得顔だ。

 凱旋門賞は11着。再び現役最強を証明する一戦を前に、指揮官は「ファン投票で応援してもらっている責任がある。タイトルホルダーらしい走りができるように、海外帰りということもあるので気をつけてやっていきたい」と気を引き締めていた。

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