イクイノックス 社台SS到着 馬房は父キタサンブラックと向かい合わせ

2023年12月19日 05:07

社台スタリオンステーションに到着したイクイノックス(撮影・高橋 茂夫)

 ジャパンCでG16連勝を飾って引退したイクイノックス(牡4)が18日午前11時20分、北海道安平町の社台スタリオンステーションに到着した。ノーザンファーム天栄から約18時間の長旅にも疲れを見せず、氷点下6度と冷え込み雪が舞う新天地に力強く降り立った。同馬を管理した木村師も北海道に駆けつけ、無事の到着を見届け「こちらに送り届けられたので、ホッとしています」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 初年度の種付け料は国内の新種牡馬史上最高額となる2000万円。馬房は父・キタサンブラックと向かい合わせ。社台SS・徳武場長は「父のキタサンブラックも若いので、親子で一緒に生産界を引っ張っていくと思う」と語った。来年1月には試験交配がスタートする。

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