【有馬記念】マーカンド ディープボンドと初コンビも「イメージできている」

2023年12月19日 05:26

マーカンド

 グランプリは5人の外国人騎手が花を添える。中でも短期免許を取得して暮れの大一番にトライする“新顔”3人に注目だ。プラダリアに騎乗するバウルジャン・ムルザバエフ(31=カザフスタン)と、ウインマリリンとコンビを組むルーク・モリス(35=英国)はともに有馬記念初騎乗。トム・マーカンド(25=英国)は2年連続の大舞台で、今年はディープボンドとタッグを組む。日本が誇るビッグレースに対する思いを聞いた。

 マーカンドはディープボンドとの初コンビで2度目の有馬記念に挑む。昨年はジャスティンパレスで7着。「外国人騎手にとってジャパンCと有馬記念は日本の2大レース。2年連続で騎乗依頼を受けて光栄です」と切り出したマーカンド。「昨年の経験は生かせると思う。小回りで難しいコースだが、工夫して乗りたい」。ディープボンドの走りもレースVTRでチェック済みで「(今年のジャパンCでは)一緒にレースしたし、イメージはできている」と語っていた。

 ◇トム・マーカンド 1998年3月30日生まれ、英国チェルトナム出身の25歳。12歳の頃にポニー競馬で妻ホリー・ドイルと出会う。14年英見習騎手免許取得、16年騎手免許取得。20年にアデイブとのコンビで英チャンピオンSを勝つなどブレーク。JRA通算233戦34勝。1メートル65、54キロ。

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