【安田記念】エクアの全頭診断 遠征馬にロマン満載、迎え撃つ日本馬の充実も確か

2024年5月31日 10:00

エクアの全頭診断

 歴史的名馬の域に入る香港馬の遠征にはロマンが満載だが、迎え撃つ日本馬の充実も確かな安田記念。Vチューバー・樫桜華(かしおか)エクア=年齢非公表=が、出走する全馬について「ズバッと全頭評価」で臨戦、調教、血統から多角的にジャッジする。

1枠1番カテドラル 大阪杯9着も上がり3Fは2位。牝系由来の持続力は認めるもマイルは置かれそう。

1枠2番ガイアフォース 父の異能性を証明する適性の広さ。どこでも善戦できる一方、決定力に課題が残る。

2枠3番レッドモンレーヴ 昨年0秒6差6着。マイル以下G2で存在感あるが、マイルG1の序列は高くない。

2枠4番ジオグリフ 位置を取って総合力で勝負したいタイプ。復調気配にせよマイルの切れ勝負は微妙。

3枠5番ナミュール 位置取りが明暗を分けた前走は展開不向き。混合戦で前が消耗する流れの方が向く。

3枠6番ドーブネ その気なら主導権。ただこのG1は基本的に差し優勢。マイルの高速決着も未経験。

4枠7番ロマンチックウォリアー オーストラリア遠征時はG12戦で4→1着。遠征初戦のスピード勝負には隙あり?

4枠8番エアロロノア  2年前に0秒2差7着。当時の力量を維持しているにせよ、よほど展開が乱れぬと。

5枠9番パラレルヴィジョン クラスが上がるごとにレースしやすさが増す。戦歴的には令和のショウワモダンか。

5枠10番ソウルラッシュ 昨秋以降、それまで4戦全敗のセリフォスとの対戦で3戦全て先着。満を持すG1。

6枠11番ウインカーネリアン 昨年逃げて8着だが、宮記念の4着に新味見た。フラットペースでの耐久力が上昇。

6枠12番フィアスプライド 前走2着はイン優位馬場でこれしかない立ち回り。相手強化で同様の妙技となると。

7枠13番ステラヴェローチェ 大阪杯4着で世代上位の実力を誇示。マイル高速決着でピンと来る配合ではないが。

7枠14番コレペティトール 京都金杯はインさばきがズバリ。現状はハンデ戦巧者の域で、定量ガチ勝負に懸念。

7枠15番ヴォイッジバブル 南半球産の叩き上げ大型マイラー。状況的にウルトラファンタジー感がなくもない。

8枠16番エルトンバローズ 良なら例外なく上がり勝負でその適性は微妙。多少なりとも渋化が残った方がいい。

8枠17番セリフォス 過去2年4、2着で先着馬は全部引退。下世代も台頭なく、香港馬をホームで迎撃。

8枠18番ダノンスコーピオン 父の産駒は停滞期を乗り越える復元力を持つ馬がいる。前走に予兆を感じ取れるか。

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