【佐賀・英彦山賞】6月1日発走 グローリー佐賀通算10勝目へ! 予想印を公開
2024年5月31日 12:00 佐賀競馬6月1日メインカードは準重賞の「英彦山賞」(距離1860メートル・4R・17時発走)。佐賀長距離重賞路線で粘りの走りを披露している面々でのガチンコバトルで熾烈極まる首位争いとなりそうだ。
◎⑦グローリー 21年暮れ中央でデビューし1勝を挙げ22年夏、佐賀に転入。佐賀では前走まで1300~1860メートル戦で9勝をマークしている。重賞経験はまだ3回でVはないが、昨年12月「中島記念」は勝ったヒストリーメイカーには及ばなかったものの、しまい力強く追い込んで2着と猛アピールに成功。直近のA1・A2特別2走は馬券に絡めなかったが、今年初戦、今回と同距離のA1・A2特別「雲仙岳特別」はヒストリーメイカーから半馬身差の2着と善戦しており好勝負が望める。
◯①サトノスライヴ 20年1月JRAでデビューし1700メートル戦1勝、1800メートル戦2勝の実績がある。アエノブライアンと同じく今年5月に佐賀に身を移してきて2戦目の「佐賀スプリングカップ」で初めて重賞に挑戦。9番人気ながら中団後ろから運んで道中押し上げ、直線は中を突く形から3着に食い込んだ。ペース、展開次第で一発はあり得る。
▲④リネンファッション 19年8月JRAでデビューし南関東を経て今年3月新天地の佐賀へ。JRAで4勝して重賞勝ちはないが、21年7月川崎指定交流の「スパーキングレディーカップJpnⅢ」2着、続く8月門別指定交流の「ブリーダーズゴールドカップJpnⅢ」2着、そして11月レコード決着となった金沢中央・地方交流の「JBCレディスクラシックJpnⅠ」でも3着と善戦した。それ以降は重賞路線に定着するが快音は響かず佐賀2戦目の前走4月重賞「佐賀ヴィーナスカップ」も8着に終わったが、今回のメンバーなら流れを変えるシーンはありそうだ。
☆⑤キョウワウォール 18年10月JRAでデビュー。地方交流戦、中央で1勝ずつを挙げて今年3月に佐賀へ。転厩初戦の「はがくれ大賞典」で重賞デビュー。タガノファジョーロ、サトノディードに続く6着だった。それでも5月「高千穂峰特別」は3着に粘って移籍後初の馬券絡み。続く「佐賀スプリングカップ」は競争除外となったが、レース内容は良化していただけに展開がハマれば上位争いは可能とみる。
△⑧スリーエクスプレス 21年9月JRA芝でデビュー。中央では芝とダートで1勝ずつも全て2000メートルの長丁場で踏ん張ってきた。今年5月に佐賀に身を移すと前走2戦目の「佐賀スプリングカップ」は初の重賞で5着と掲示板には載った。経験値は豊富で距離延長は大歓迎。脚を上手く溜められれば侮れない。