【宝塚記念】ブローザホーン 坂路併せ馬で4F54秒8 菅原明は満足顔「いい状態」

2024年6月20日 05:19

菅原明良騎手を背に坂路をディクテオン(右)と併せ馬で追い切るブローザホーン

 ブローザホーンは帝王賞に出走するディクテオン(6歳オープン)と坂路で併せ馬、馬体を並べて4F54秒8~1F12秒9をマークした。

 美浦から駆けつけて感触を確かめた主戦の菅原明は開口一番「いい状態」と満足顔。天皇賞・春(2着)で折り合い面を考慮して装着したメンコを「今回は外すそうです」と2200メートルの距離仕様にすることを伝えた。「スタミナが武器ですが、最近はいろいろな競馬をしていますからね。京都は相性が良く、特に外回りは下り坂で勢いがつくからか“いいな”って感じ。道悪も苦にしないイメージ。小柄なのに考えられないほどの心肺機能なんです」と長所を並べた。

 吉岡師は「今回は距離短縮になるので、(中間も)坂路の短い距離で集中力を保つようにしています」と意図と対策を説明。銀メダルだった天皇賞・春から1つ上の着順は、決して夢ではない。

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