【チャンピオンズC 展望】連覇狙うレモンポップが不動の中心
2024年11月24日 20:27 12月1日、中京競馬場で行われる下半期のダート王決定戦「第25回チャンピオンズC」(ダート1800メートル)は豪華メンバーが集結した。
連覇が懸かる6歳レモンポップはラストランを迎える。昨年の当レースは距離を不安視する声も少なくはなかったが、大外8枠15番から思い切って、ハナを主張すると、セーフティーリードを保ったまま後続を完封。昨年はフェブラリーSと合わせてJRAダートG1を2勝し、最優秀ダートホースに輝いた。
今年は海を渡った2月サウジCこそ12着と大きく崩れたが、帰国初戦のJpn1さきたま杯を危なげなくV。秋初戦のJpn1マイルCS南部杯は本調子ではない中で、2着ペプチドナイルに競り勝った。坂井とのコンビは7戦5勝、そのうち国内での5戦は負けていない。21日の1週前追いは坂井が美浦に駆けつけた。直線は強めに追われ、6F79秒5~1F11秒5で先行した僚馬に3馬身先着。本番に向け、着々と準備を進めている。連覇で有終の美を飾るか。
ウィルソンテソーロは昨年の当レースが12番人気と伏兵扱いだったが、道中13番手から上がり3F最速の末脚で追い込み2着。前走のJBCクラシックで初のビッグタイトルを獲得、勢い十分に連勝を狙う。
ペプチドナイルは直近3走がフェブラリーS1着、かしわ記念3着、マイルCS南部杯2着と安定感のある。久々を叩いた上積みは大きく、ここも上位争いだろう。昨年6着ハギノアレグリアスは前走のシリウスSをトップハンデ59・5キロで制した。地力がある。安田記念4着以来となるガイアフォースはダート初起用だった2月のフェブラリーSで2着に好走。久々でも侮れない。3歳代表サンライズジパングは前哨戦のみやこSを快勝。古馬相手でも通用することは証明済みだ。