【ジャパンC】「凄くうれしい」ドウデュースでVの武豊 ラストラン有馬へ「いい最後を飾りたい」

2024年11月24日 16:03

<東京12R・ジャパンC>ドウデュースでレースを制した武豊は笑顔でガッツポーズ(撮影・河野 光希)

 国内外の強豪が集った「ジャパンカップ」は、武豊が騎乗した1番人気ドウデュース(牡5=友道)が制し、G1通算5勝目を挙げた。

 武豊はレース後のインタビューで胸を張った。

 ――今の気持ちは
 「ホっとしている。期待を背負っていたので、それに応えたい気持ちが強かった。ホっとしている」

 ――天皇賞・秋とはまた違った強さ
 「ペースが遅すぎて馬が全力で走りたがって抑えるのに苦労して。動き出すの早いかなと思ったけど、この馬なら最後まで持つんじゃないかと思って、自信を持っていった」

 ――武豊騎手は昨年怪我があった
 「自分のことよりドウデュースにとってラストシーズンですし、この馬でタイトルとりたい気持ちが物凄く強かった。この馬の走りができて凄くうれしい」

 ――ディープ産駒を迎え撃った
 「特別な思いはないけど、世界を代表する馬がジャパンカップに来てくれて一緒に戦えたのはうれしかった。そこで勝てたのはさらに価値がある」

 ――有馬記念へ
 「この後の状態によると思うけど、無事なら有馬記念と聞いている。そこで引退ということになると思う。なんとかいい最後を飾りたい」

 ▼ジャパンカップ 70年代後半に「世界に通用する馬づくり」が提唱され、81年に創設された。第1回に参戦した外国馬は北米とアジアの8頭だった。日本馬の初勝利は84年のカツラギエース。外国馬の勝利は05年のアルカセットを最後に途絶えている。

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