【有馬記念】偉大な父へ…ディープインパクト産駒G1最多72勝目を

2024年12月22日 05:23

中山競馬場に到着したプログノーシス(撮影・村上大輔)

 プログノーシスの父ディープインパクトは有馬記念に2度出走。最初は3歳時の05年。当時、デビュー7連勝で史上2頭目の無敗3冠馬(皐月賞、ダービー、菊花賞)。単勝1.3倍の断然人気に支持されたが、先に抜け出したハーツクライを捉え切れず2着。初の黒星を喫した。

 翌06年は凱旋門賞こそ3位入線失格も、天皇賞・春、宝塚記念、ジャパンCとG1タイトルを積み上げての再挑戦。単勝1.2倍の支持に応え、2着ポップロックに3馬身差でラストランを飾った。その後は種牡馬となり、産駒が積み上げたJRA・G1勝ちは71。自身の父であるサンデーサイレンスの記録に並んでいる。

 現4歳が最終世代で、JRAの現役産駒は69頭まで減少。それでも今年の有馬にはプログノーシス、ジャスティンパレス、シャフリヤールの3頭出し。偉大な父の不滅と言われた記録を更新する、産駒のJRA・G1単独最多72勝目を狙う。

特集

2024年12月22日のニュース