【宝塚記念一夜明け】メイショウタバルの覚醒のきっかけは…

2025年6月16日 14:27

宝塚記念から一夜明け、厩舎で静養するメイショウタバルと上籠助手

 宝塚記念でG1初制覇を飾ったメイショウタバル(牡4=石橋)は激闘から一夜明けた16日、栗東トレセン厩舎の馬房でゆったり静養した。

 レース後は普段と同じようなしぐさで、脚元も問題なし。上籠助手は「とりあえずほっとした。レース中は大声を出したね。ほらっ!行け!って。ずっと11秒台のラップだと垂れていただろうし、(武)豊さんのエスコートも大きかった」と笑顔を見せた。

 覚醒のきっかけとなったのが今春のドバイ遠征という。慣れない環境に身を置いたことでメンタルが成長。

 「(追加登録料がかかっても)いいから行ってこい、とオーナーの鶴の一声で決まった。自分は調教どうしよう…と胃が痛む思いだったけど、ソウルラッシュと一緒に調教させてもらって。ドバイ遠征がなかったら今のタバルはない」と振り返った。次走は未定で、近日中に放牧に出る予定。

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