【盛岡12R・マーキュリーカップ】ディープリボーン 左回り&54キロも魅力

2025年7月21日 09:30

全5勝中4勝を左回りで挙げているディープリボーン

 9年連続で勝利を飾るJRA勢から(3)ディープリボーンの先行力を買う。昇級3戦目となった前走ブリリアントSでオープン初勝利。素質の高さを示した。全5勝中4勝が左回りなら盛岡コースも合うだろう。重賞勝ち馬が59、58キロを背負うだけに54キロも魅力だ。7枠2頭の逃げ争いを目標に運んで直線抜け出す。

 セラフィックコールは前々走でダイオライト記念を連覇した。【7・0・0・5】の成績が示す通り1着か惨敗かというタイプ。休養して立て直した今回は58キロでも勝負になる。末脚鋭いカズタンジャーも侮れない。オープン初戦の前走は出遅れて最後方も直線大外を追い込んで頭差2着。前走の末脚が使えれば流れ次第で頭まで。地方勢ではライトウォーリアが侮れない。昨年の川崎記念を制した馬。大井記念Vから参戦と状態は上がっており59キロでも。

 ▼ライトウォーリア(内田師)ここまで順調に調整ができた。左回り、軽い馬場と条件もいい。相手関係でも引けは取らないと思う。

 ▼カズタンジャー(横井助手)前走でしまいの脚自体がオープンでも通用するところを見せてくれた。中間の動きは思いのほか良かった。間隔が詰まっているけど肉体的には大丈夫。

 ▼ディープリボーン(四位師)この距離は悪くないと思う。左回りの条件はいい。前走(東京・ブリリアントS)は、しぶとかったし正直ビックリした。もう少しオープンで、もまれてからかと思っていたが力を付けている。思いのほか対応してくれた。広い馬場は合うと思うし上位馬と重量差があるので、何とか頑張ってほしい。

 ▼サクラトップキッド(伊藤忍師)中央勢は強いだろうから地方最先着を狙いたい。頭数は少なくなったし展開が向くようなら、この馬の末脚で掲示板ぐらいはないかな。

 ▼クラウンプライド(横井助手)1週前追いでは、ここ最近の中ではしまいまで、しっかり動けていた。精神面、肉体面はフレッシュな状態。昨年勝っている舞台で、自分のペースならしぶとい。ここ数戦は踏ん張り切れてないので、そこがポイントになる。

 ▼ドテライヤツ(菅原勲師)さすがに今回は相手が強すぎるね。一つでも上の着を取れれば十分です。

 ▼メイショウフンジン(西園正師)前走(名古屋GP)はスタートでつまずいてハナを切るまで脚を使ってしまい、それが響いた。とにかくスタートを決めて、ハナに行ければ…。外枠の方がいいですね。(4走前の)佐賀記念(1着)みたいな感じになれば…。

 ▼ヒロシクン(佐藤雅師)状態はキープしているけど中央勢が相手ですからね。悔いのないように逃げたいが、逃げられるかどうかも分かりません。

 ▼マルカイグアス(橋本明師)いい仕上がりで臨める。盛岡の左回りも対応してくれると思うし、問題はない。相手はそろっているけど、どんな競馬をしてくれるのか楽しみにしたい。

 ▼セラフィックコール(寺島師)前走は(名古屋の不良)馬場が難しく、うまく回ってきたとしても厳しかった。今回、盛岡の大きいコースは合うと思うし、リズムよく直線を迎えることができればいいですね。

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