【京都大賞典】アドマイヤテラ弾んだ!伸びた!ラスト1F12秒6 友道師「軽い走りができていた」
2025年10月2日 05:23 「第60回京都大賞典」は、前走目黒記念で重賞初制覇を飾ったアドマイヤテラが栗東坂路で好仕上がりをアピールした。
弾むようなフットワークで駆け上がった。アドマイヤテラはハロー(馬場整地)後の坂路へ。単走で軽く促すとグンと加速。伸びやかなフォームで4F53秒7~1F12秒6を刻んだ。見守った友道師は「春と比べて(しまいは)軽い走りができていた」と第一声。1週前追いはデビュー2戦で騎乗し、再コンビとなる川田を背にCWコースで長めから負荷をかけた。指揮官は「先週ジョッキーに乗ってもらって、いい馬になっていますねと言ってくれた。先週で(息が)できているし、うまく仕上がったよ」と太鼓判を押した。
昨年菊花賞3着と好走し、長距離適性を示した。今春は大阪―ハンブルクCでV発進を決め、続く目黒記念で重賞初制覇。「ゲートを決めて、いいポジションで運べたことが勝因」と振り返る。夏場は放牧でリフレッシュ。「体重(前走494キロ)はそんなに変わらないけど背が伸びてステイヤー体形になった」と成長に目を細めた。実りの秋へ。デビュー2連勝(いずれも芝2000メートル)を飾った得意の淀で好スタートを切る。