【アイルランドT 展望】最強の1勝馬 今度こそ決めるボンドガール
2025年10月5日 18:04 次週3日間開催の中日にあたる12日の東京メインは「第1回アイルランドトロフィー」(G2、芝1800メートル)。昨秋までの府中牝馬Sと同条件の牝馬限定重賞で、エリザベス女王杯を見据えた重要な戦いとなる。
主役は「最強の1勝馬」ボンドガールだ。重賞勝ちこそないが、重賞2着が実に6回。昨秋のG1秋華賞2着など、常にトップレベルで戦ってきた。
前走・関屋記念(2着同着)もラストの伸びは光っていた。東京1800メートルは決め手を生かせるベスト条件。重賞初制覇を飾って、再びG1舞台に返り咲く。
現在2連勝中のセキトバイーストが強力なライバル。前走は今回と同じ東京1800メートルの府中牝馬Sで待望の重賞初Vを飾り、舞台適性も魅力的だ。
カナテープは前走・関屋記念でボンドガールを破って、こちらも重賞初Vを飾った。メンバー最速の上がり3F32秒5の切れは圧巻だった。春の府中牝馬S(2着)でも好走しており、重賞連勝も十分狙える。
春の福島牝馬Sを制したアドマイヤマツリ、前走・京成杯AHで激走Vを飾ったホウオウラスカーズなど好メンバーが集まり、白熱したレースになりそうだ。