【凱旋門賞】日本馬3頭は全敗 グリーンチャンネルで生解説の武豊「直前の雨がきいていましたね」
2025年10月5日 23:31 フランスG1「第104回凱旋門賞」が5日(日本時間同日深夜)、パリロンシャン競馬場(芝2400メートル)で行われた。
06年ディープインパクトなど凱旋門賞に11度の騎乗経験がある武豊だが、今年は騎乗馬なし。グリーンチャンネルに生出演し、日本馬3頭の挑戦を見守った。
レース前の武豊は「今年は3頭が前哨戦を勝って挑む。凄い時代になったなと。それぞれが持ち味が違ってチャンスがある。日本のホースマンの1人として頑張ってほしいなと思う」と語っていた。
直前に大雨が降った大一番。今年も日本勢は勝利を飾ることはできなかった。レース後、武豊は「直前の雨はきいていましたね。(日本馬最先着のビザンチンドリームは)内でずっとチャンスをうかがっていました。見せ場はつくりました。(クロワデュノールは)今まで日本で走ったレースよりペースが遅いので若干行きたがったのかな。気になるほどではなかったですが、最後は余力がなかったですね」と解説。
ラストは一騎打ちとなった1、2着のダリズ、ミニーホークについては「ずっと折り合いが付いているんですよね。最後はミニーホークが勝つのかなと思いましたが。どっちも強かったですね」と欧州勢に強さを再認識した様子だった。