【凱旋門賞】決戦当日の芝は重馬場 前日から重くなってペネトロメーター4.1 最も乾いた状態から7番目
2025年10月5日 17:12 フランスの競馬統括機関フランスギャロは5日、午前9時51分(日本時間16時51分)にパリロンシャン競馬場の芝の馬場状態を発表した。10段階ある馬場表記の最も乾いた状態から7番目のトレスプル(JRA表記=重馬場)となっている。
フランスギャロはペネトロメーター(円すい形の1キロの重りを1メートルの高さから馬場に落とし、何センチ沈んだかで判定)という測量機器を使用し、数値で馬場状態を発表している。この数値は4.1で過去24時間で5ミリの雨が降り、前日の3.8からさらに重くなった。
エルコンドルパサーが2着の99年(勝ち馬モンジュー)は歴史的な不良馬場で5.1。18年(エネイブル)は3.2で良、19年(ヴァルトガイスト)は4.1で重、20年(ソットサス)は4.6で不良、21年(トルカータータッソ)は4.2で重、22年(アルピニスタ)は3.9で重馬場、23年(エースインパクト)は3.3でやや重、24年(ブルーストッキング)は3.8で重馬場だった。
凱旋門賞(G1)はパリロンシャン芝2400メートルが舞台で17頭立て。きょう23時5分(日本時間)に発走を迎える。
日本馬はビザンチンドリーム(牡4=坂口智、父エピファネイア)、クロワデュノール(牡3=斉藤崇、父キタサンブラック)、アロヒアリイ(牡3=田中博、父ドゥラメンテ)の3頭が出走する。