【凱旋門賞】5着ビザンチンドリームの坂口師「全力を尽くしてくれた、悔いはない」
2025年10月5日 23:32 フランスG1「第104回凱旋門賞」が5日(日本時間同日深夜)、パリロンシャン競馬場(芝2400メートル)で行われ、日本から挑戦したビザンチンドリーム(牡4=坂口、父エピファネイア)は日本馬最先着の5着だった。
序盤は後方待機。馬群で脚をためると、徐々に内からポジションを上げた。中団インで直線に向かうと、最内から鋭伸。突き抜けるかという手応えだったが、ゴール前で脚色が鈍り伸び切れなかった。
ビザンチンドリームを管理する坂口智康師は「馬も騎手も全力を尽くしてくれた。結果は残念だが悔いはない。作戦は騎手(マーフィー)に任せていた。手応え良く回ってきたし、直線では伸びるかと思ったが…」と無念そうに絞り出した。
騎乗したオイシン・マーフィーは「うまく乗れた。道中も内側をうまくすり抜けることができた。内の方が馬場が良かったし、プラン通りだった。それでも馬場が緩く、切れ味は落ちた。馬には間違いなく欧州ではG1級の力がある。素晴らしい馬です」と話した。