【京都新馬戦】バルセシート 夏越えて成長 偉大な姉レシステンシアの背中追う
2025年10月7日 05:22 偉大な姉に少しでも近づきたい。バルセシート(牡=松下、父キズナ)は月曜の京都6R・芝1600メートル新馬戦(内回り)、鞍上・北村友でデビュー予定。厩舎の先輩で19年に新馬、ファンタジーSをステップに無敗3連勝で阪神JFを制したレシステンシアの半弟にあたる。
姉も手がけた金浜厩務員は「現時点で姉と比べるのはね」と前置きした上で「スピードがありそうだし、雰囲気は悪くない。距離もマイルは合うと思う。日に日に落ち着きも出てきたよ」と順調さをアピールする。
7月に入厩し、ゲート試験に合格。その後は栗東近郊のノーザンファームしがらきに放牧に出され、成長を促した。「夏は440キロぐらいだった体が今は460キロまで増えて帰ってきた」と成長に目を細める。1週前追いはCWコースで6F83秒9~1F11秒7をマーク。僚馬ショウナンバンライ(2歳新馬)に2馬身半遅れたが、力強い脚さばきで動いた。「やるごとに一段ずつ動けるようになっている。まずは一つ勝ってほしいね」と期待を寄せる。姉と同じく京都で第一歩を踏み出す。