重賞2勝ラヴェル引退 繋じん帯に炎症

2025年10月7日 18:45

リバティアイランド(左)を破って2022年のアルテミスSを制したラヴェル

 2022年アルテミスS、24年チャレンジCの重賞を制したラヴェル(牝5=矢作、父キタサンブラック)が引退することが分かった。7日、キャロットファームが発表した。

 出走を予定していたアイルランドT(12日、東京)に向けての1週前追い切りを消化した後、脚元に腫れが見られたため放牧に出され、検査の結果、繋靭(じん)帯に炎症を起こしていることが判明。クラブ所属の牝馬の引退期限である6歳3月までに万全の状態で復帰することは厳しいと判断され、矢作師と協議した結果、現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになった。

 22年7月に小倉でデビューし、キャリア2戦目のアルテミスSはリバティアイランドを負かして重賞初制覇を飾った。通算17戦3勝。今年6月22日の府中牝馬S(9着)がラストランとなった。

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