【秋華賞】逃げたエリカエクスプレス 惜しい2着…武豊「思ったレースはできました。クリストフはさすが」

2025年10月19日 16:25

<京都競馬 11R秋華賞>エンブロイダリーが2冠を達成。1番人気のカムニャックは16着に沈んだ(撮影・奥 調)

 牝馬3冠の最終戦となる京都競馬場のG1「秋華賞」が19日に開催され、逃げたエリカエクスプレスは、最後にV馬エンブロイダリーに差され2着だった。3着はパラディレーヌ。1番人気のカムニャックは16着に沈んだ。

 レース後、鞍上の武豊は「大体、思ったレースはできました。逃げるって決めていたわけではない。ジワっとハナを切れて、いい形のレースはできました。道中、力んでいたので、それがなかったらね。クリストフ(ルメール)が後ろにいたのはさすがです」と振り返った。

 レースは、エリカエクスプレスが逃げる展開の中、1番人気のカムニャックと2番人気のエンブロイダリーが前に位置する展開。最終コーナー手前でカムニャックの手応えがあやしくなる中で、逃げるエリカエクスプレスをエンブロイダリーが追う一騎打ちの展開に。最後は桜花賞馬のエンブロイダリーが差し切り2冠を達成した。

 ▼秋華賞 1996年、エリザベス女王杯の古馬開放に伴って新設された3歳牝馬3冠路線の最終戦。2008年には3連単1098万2020円の高配当が出た。

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