【チャンピオンズC】ウィルソンテソーロ3年連続2着 川田「勝たせ切れなくて申し訳ないです」相棒称える

2025年12月7日 16:20

<中京11R・チャンピオンズC> 叩き合いを制したダブルハートボンド(手前)と2着のウィルソンテソーロ(撮影・亀井 直樹)

 3歳から9歳と幅広い世代のダート活躍馬が顔をそろえたG1「チャンピオンズC」が7日、中京競馬場で行われ、単勝3番人気のウィルソンテソーロは写真判定で惜しくもダブルハートボンドに敗れ2着に終わった。

 昨年のJBCクラシック、今年の南部杯に続き、3つ目のビッグタイトルにあと一歩届かなかった。ハナ差の決着に鞍上の川田は「とてもいい雰囲気で競馬を迎えられました。彼らしい素晴らしい走りでした。3年連続2着ですから、勝たせ切れなくて申し訳ないです」と相棒の激走を称え、V逸の責任を自ら背負った。

 レースは単勝2番人気のダブルハートボンドが写真判定の大激戦を制しG1初制覇を飾った。鞍上の坂井は昨年のレモンポップに続く同レース3連覇。牝馬の優勝は15年サンビスタ以来10年ぶり2頭目の快挙となった。3着には7番人気のラムジェットが入った。

 ▼チャンピオンズC ダート国際競走を創設する機運が高まり、2000年に「ジャパンカップダート」が創設された。14年の第15回からチャンピオンズカップと名前を替えて、以降は中京ダート1800メートルで行われるG1として定着している。26年からは1着賞金1億5000万円と現行より3000万円増額される。

特集

2025年12月7日のニュース