【中日新聞杯 展望】軌道に乗った良血シンハナーダ末脚全開だ 叔母は16年オークス馬シンハライト

2025年12月7日 18:02

シンハナーダ

 13日はチャンピオンズCの余韻が残る中京で「第61中日新聞杯」(G3)が行われる。芝2000メートルのハンデ戦。馬券的な妙味が十分ある。

 ハンデ(8日に発表)の恩恵があれば条件戦を勝ち上がったばかりでも即、通用していい。その意味で楽しみなのが美浦の名門・国枝厩舎の期待馬シンハナーダだ。祖母がシンハリーズで16年オークス馬シンハライトのおいにあたる血統。秋の新潟開催の前走魚沼Sをメンバー最速タイの上がり3F32秒7でズバッと差し切ってオープン入りを決めた。間隔を空けながら経験を積み、決め手に磨きがかかった印象。初コースとはいえ過去4勝のうち3勝が左回りなので、いいイメージがある。

 シェイクユアハートは条件戦卒業に時間がかかったが昇級戦の小倉記念で0秒3差2着。続く新潟記念こそ11着と崩れたが、前走アンドロメダSで2着に巻き返した。中京芝2000メートルは初勝利を挙げ、3勝クラスでも首位争いを繰り広げた実績舞台。初タイトルに手が届くか。

 2勝クラス、3勝クラス連勝でオープン入りしたファミリータイム、古豪ダンディズム、リフレーミングなど多彩な顔触れだ。

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2025年12月7日のニュース