【チャンピオンズC】メイショウハリオ種牡馬入り前に東京大賞典参戦プラン浮上「使ってみたくなる」岡田師

2025年12月7日 16:25

<中京11R・チャンピオンズC>返し馬を行うメイショウハリオと武豊騎手(撮影・亀井 直樹)

 3歳から9歳と幅広い世代のダート活躍馬が顔をそろえたG1「チャンピオンズC」が7日、中京競馬場で行われ、単勝8番人気のメイショウハリオは4着だった。

 これがラストランの予定だったがレース後、岡田師が東京大賞典(29日、大井ダート2000メートル)参戦プランを明かした。「一番いい脚(メンバー最速の上がり3F36秒7)を使っていたんじゃないかな。惜しい競馬だった」と力走を称え「あの走りを見ると東京大賞典に使ってみたくなる。ユタカ君(武豊)も前向きだし、オーナーと相談し、状態を見て考えたい。年内で引退、種牡馬入りは決まっています」とラストもう1戦を見据えた。

 レースは単勝2番人気のダブルハートボンドが写真判定の大激戦を制し、G1初制覇を飾った。鞍上の坂井は昨年のレモンポップに続く同レース3連覇。牝馬の優勝は15年サンビスタ以来10年ぶり2頭目の快挙となった。2着はハナ差で3番人気のウィルソンテソーロ、3着には7番人気のラムジェットが入った。

 ▼チャンピオンズC ダート国際競走を創設する機運が高まり、2000年に「ジャパンカップダート」が創設された。14年の第15回からチャンピオンズカップと名前を替えて、以降は中京ダート1800メートルで行われるG1として定着している。26年からは1着賞金1億5000万円と現行より3000万円増額される。

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