【有馬記念・坂田】6年連続馬券に絡んでいる牝馬

2025年12月21日 17:30

 昨年は3歳牝馬として64年ぶりにレガレイラがV。長らく勝てていなかったが、牝馬のカテゴリーとしてはリスグラシューが5馬身差圧勝を飾った19年から現在、6年連続で馬券に絡んでいる。過去10年で3勝だから軽視できない。思い出深いのは現地に出張した14年。5歳牝馬ジェンティルドンナが引退レースでG17勝目の花道を飾った。3連覇を目指した前走ジャパンCで0秒9差4着。全盛期は過ぎたのか…、そんな懐疑の目を吹き飛ばす強さだった。繁殖入りしてからも22年エリザベス女王杯を制し、同年の有馬記念3着に好走したジェラルディーナなど活躍馬を出したものの、16歳だった今年11月25日に死んだ。現役時に担当した日迫真吾助手はラストランについて「天皇賞・秋、ジャパンCを使って、叩き3走目でいい状態でした。仕上がりには自信がありました」と懐かしむ。ちなみに当時のわが本命は4歳牝馬ラキシス(11番人気6着)。うーん、負け惜しみだが目の付けどころは悪くなかったと思っている。今年は連覇が懸かるレガレイラが中心。1年たち心身ともどっしりしてきた。連覇のチャンスだ。(坂田 高浩)

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