【有馬記念・高木】決戦を待ち望むルメール

2025年12月21日 18:00

 この原稿は出張中の香港で執筆中。10日のハッピーバレーで開催された「2025ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ」にはJRAからルメールが出場。残念ながら8位タイで終わったが、大会後は「ハッピーバレーは奇麗で特別な競馬場だけど、かなりトリッキーで難しい。外枠の馬ばかりだったので、騎乗停止や罰金などがなくてよかった(笑い)」と正直に明かした。香港遠征後も国内で3つのG1が待っており、まだまだ熱戦が続く。敗れはしたが、どこかホッとした表情が印象的だった。同シリーズの取材がひとしきり終わった後、ルメールから「レガレイラは聞かなくていいの?」と逆提案。不利に泣いた昨年エリザベス女王杯(5着)以来のコンビ結成だが、もちろんその後の快進撃は見ていた。ルメールは「昨年の有馬記念を勝ったのが凄くいい経験になっているはず。また乗れることが凄くうれしい。ハーツクライで日本のG1を初めて勝った有馬記念は自分にとっても特別。レースが凄く楽しみ」と香港の地で決戦当日を待ち望んでいた。何事もなければ自分も◎の予定。(高木 翔平)

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