サウジC3連覇狙う!?藤田オーナー フォーエバーヤング年内引退撤回も…愛馬の雄姿を見て心境変化
2026年2月16日 05:30 サウジアラビア国際競走「サウジカップデー」が現地時間14日、キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われ、メインのサウジCに出走した日本のフォーエバーヤング(牡5=矢作)が史上初の連覇を達成。レース後の優勝会見では所有するサイバーエージェント会長の藤田晋氏(52)が年内引退プランを撤回、来年のサウジ遠征も視野に入れる“夢プラン”を明かし、世界中の関係者を驚かせた。サウジC3連覇の偉業に挑むのか、今後の動向が注目される。
史上初の連覇を達成した瞬間。フォーエバーヤングを所有するサイバーエージェント会長の藤田晋氏は、ゴール前の外ラチ沿いで一緒に見守った矢作師と抱き合い、喜びを爆発させた。昨年の当レースは現地で見届けることができなかったオーナー。レース後の優勝会見では「本当にうれしくて、レースが終わった瞬間にまた来年も(サウジに)来たいと思いました」と喜びを口にした。
まさかのサプライズ発言だった。当初は年内で引退し、種牡馬入りの予定だったが、華やかな舞台で光り輝く愛馬の姿を見て、グッと心境が揺らいだ。「計画では今年いっぱいで引退する予定ですが、あと2カ月、それを延ばせばサウジアラビアで引退ができる。(次走予定の)ドバイの後は未定でこれから考えますけど、一つの選択肢として、来年2月のサウジで引退というのが今日、生まれました」。24年サウジダービー、25年サウジCに続くリヤドでの勝利。来年、再び相性のいい中東の地に戻ってくる可能性が出てきた。
突然、年内の引退撤回の可能性が明かされ、会見に同席していた坂井と矢作師も“初耳”のような様子で苦笑いを浮かべた。優勝会見後、報道陣に囲まれた矢作師は「(引退撤回を)体を張って阻止…したいですけど、そこはオーナーの意向なので」と前置きしつつ、「俺の体が持たないね。お酒を飲ませて、全力で体を張って阻止します」と笑いを交えて伝えた。
藤田晋氏のサービス精神から飛び出した発言かもしれないが、米国を含む複数の国から種牡馬入りオファーや今年暮れの有馬記念参戦プランなど、世界一のスターホースは今年もまだまだ世界中の競馬ファンを楽しませてくれる。

