【オークス】夢じゃなかった聖奈のオークス制覇 次は日本の“夢”かなえてほしい

2026年5月25日 05:26

ジュウリョクピエロをねぎらう今村(撮影・河野 光希)

 【記者フリートーク】「夢見てるみたいです」。オークス勝利後のインタビュー。今村聖奈の笑顔を見て、まだあどけなかった18歳の夏を思い出した。ルーキーイヤーだった22年、重賞初騎乗だったCBC賞はテイエムスパーダとのコンビで逃げ切りV。当時、インタビューが終わると「これって夢じゃないですよね」と何度も確認してきた。

 1年目に51勝を挙げるも、2年目は25勝と勝ち星が半減。この年の春、デビュー3戦で騎乗していたモックモックに米G1ケンタッキーダービーに挑戦するプランもあったが、骨折で断念。「あの馬がケガしたのがショックで…。成績も落ちてしまった」と当時を振り返っていた。3年目の夏には調教中に右肩を脱臼して3カ月間の戦線離脱。その間には小学生からの幼なじみで同期の角田大河さんが天国に旅立った。悲しい出来事もあったが、大好きな馬の上で、大好きな騎手の仕事を続けてきた。

 そして現れたのがジュウリョクピエロ。秋にフランスで行われる凱旋門賞にも登録している。日本のホースマンの“夢”をかなえるのは、数々の歴史をつくってきた鞍上かもしれない。このタッグでパリロンシャンの舞台に立ってほしい。(競馬担当・寺下 厚司)

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