快挙から一夜明け「いつものピエちゃんです」 オークスVジュウリョクピエロ
2026年5月25日 10:03 今村聖奈の手綱でオークスを制したジュウリョクピエロ(牝3=寺島)はレースから一夜明けた25日、栗東トレセンで静養した。午前1時ごろ帰厩。佐々木助手は「G1で出すものを出し切って、レース後は気が入っていました。馬運車に乗っても気が入っていて、八王子あたりで少し落ち着いて、神奈川でカイバを食べ始めて。厩舎に帰ってきてからはいつものピエちゃんです」と報告した。
直線間近でレースを見守った同助手。JRAが公開している今村のジョッキーカメラには号泣する姿が捉えられている。「一番いいところで見ていました。僕がいた辺りから加速して、そこからはひたすら絶叫していました。(ジョッキーカメラの映像は)まだ見ていなくて。感情があふれすぎて一種のパニック状態でした」と苦笑いを浮かべる。馬名の由来である伊坂幸太郎の小説「重力ピエロ」が再び注目を集めていることについては「貢献できて良かったです」と笑った。
同馬は凱旋門賞(10月4日、パリロンシャン)に登録済み。月曜朝、取材に対応した寺島師は「忘れな草賞の勝ち方を見て登録しよう、と。まずは無事に帰ってきてくれたので、少しゆっくりさせながら」と熟考の姿勢。愛弟子とつかんだ、自身にとっても初めてのJRA・G1については「今日も興奮したまま寝られなかった。聖奈には“22歳にしてはいろいろありすぎたけど…”とLINEしました(笑い)。上手く乗ったし、馬も凄かった」と喜びを噛みしめていた。
