【ダービー 展望】速い皐月賞馬ロブチェン血統からも延長OK

2026年5月25日 06:30

<日本ダービー・日曜追い>CWコースを単走で追い切るロブチェン(撮影・中辻 颯太)

 牡馬クラシック第2弾「第93回日本ダービー」(G1、芝2400メートル)が31日、東京競馬場で行われる。皐月賞上位組と別路線組の上がり馬が加わり、好メンバーになった。

 断然の主役は1冠目の皐月賞を快勝したロブチェンだ。鮮やかな逃走劇で1分56秒5の驚異的なレコード勝ち。暮れのホープフルSに続いて、G1・2勝目を飾った。非凡な持続力とスタミナの持ち主。菊花賞と天皇賞・春を制した父ワールドプレミアの血統背景から、距離延長は望むところだろう。20年コントレイル以来、史上25頭目の皐月賞&ダービーの2冠制覇の夢が膨らむ。

 ライバルは皐月賞2着のリアライズシリウス。逃げ切ったロブチェンを一度は抜き去る手応えから惜敗だったが、内容は濃かった。東京は共同通信杯を快勝し、ロブチェンに先着したベスト舞台。コース替わりを味方に逆転戴冠も十分だ。

 別路線から最大の惑星は青葉賞を勝ったゴーイントゥスカイ。4頭出しで挑む上原佑厩舎勢の中でも勢いは一番。2分23秒0の好時計で制した前走は「本番」に直結する好内容だった。7度目のダービー制覇を目指す名手武豊の連続騎乗は何より心強い。父コントレイルと父子ダービー制覇が懸かっている。

 同じ上原佑厩舎のライヒスアドラーは皐月賞で3着奮闘。中団から粘り強く伸びた根性は光った。東京スポーツ杯2歳S3着、弥生賞ディープ記念2着と常に重賞で頑張ってきた底力は大一番で侮れない。

 スプリングSを強烈な末脚で制したアウダーシアは東京芝も<1・2・0・0>と好成績。皐月賞上位組と未対戦で、未知の魅力に富んでいる。無敗3連勝で京都新聞杯を制したコントレイル産駒のコンジェスタスに勢い。京成杯勝ち馬グリーンエナジー、弥生賞ディープ記念の勝ち馬バステールの巻き返しなど話題は尽きない。

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