【秋華賞】ラベルセーヌ 充実一途ラスト1F余裕12秒1 荻野極「何が悪いのか見当たらない」
2026年10月15日 05:30 今年の秋華賞は無敗でローズSを制したモンローウォーク“1強”ムードが漂う。そんな空気に待ったをかける。夏の上がり馬ラベルセーヌに勢いあり。鹿戸師が「めちゃくちゃ良かった」と絶賛した1週前追い。日曜の坂路はしまい重点ながらラスト1F11秒8と自己ベストタイをマーク。密度の濃い攻め過程を経て、最終リハは荻野極を背にWコース単走。長距離輸送を考慮してサラッと追い切った。軽やかなフットワークから充実ぶりが伝わる。テンション面も問題なし。追えばいくらでもはじけそうな手応え。無理せずラスト1F12秒1(6F84秒8)でフィニッシュした。
鞍上が切り出す。「良かったですね。余力を残しながら、体も使えていて折り合いも良かった」と合格点をつけた。見守った指揮官も「落ち着いていたし、動きも良かった。フットワークが凄く良くなってきた」と満足げな表情を見せた。
“1強”は覆るのか。底知れぬポテンシャルはデビュー時から際立っていた。初陣となった3月の中山未勝利は既走馬を相手に4角10番手から差し切った。2着に5馬身差をつける圧勝。馬場差はあるが、勝ち時計は前日に行われたG3中山牝馬Sより0秒1速かった。続くフローラSは5着に敗れたが、自己条件から再起を図って連勝。特に前走は上がり3F32秒3と強烈な決め手を見せつける“重賞級”の走り。指揮官は「思った以上に楽に勝てて良かったし、本当に強い競馬だったと思う」と回顧。続けて「春に比べて体の使い方がいい。ストライドが大きくなった」。素質は花開いた。
鞍上・荻野極の賛辞は続く。「現状では何が悪いのか見当たらない」と総合力の高さを長所に挙げる。トリッキーな京都内回りについても「器用な馬。俊敏に動けるところもあるし、悪い印象はない」と不安は見せない。キズナ産駒は秋華賞4頭出し。他の3頭も人気が予想されるが、勢いという面では魅力が詰まっている。馬名由来はフランス語で美しい光景。待ってろモンローウォーク!いざ、強豪撃破へ。最高の景色を描く準備はできている。
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