天皇賞・春の枠順が確定!

2021年4月29日 14:30

天皇賞・春の枠順が確定!

 京都競馬場の改修工事に伴い、阪神競馬場芝3200メートルで行われる一戦。ワールドプレミアは1枠1番から。3歳時に菊花賞を制覇し、暮れの有馬記念でも3着と長距離実績はメンバー随一。そこから昨年、空前絶後のメンバーとなったジャパンCで長期休養から復帰すると(6着)、有馬記念でも5着。能力健在をアピールしている。今年初戦の日経賞では3着も、叩いたことによって「体のさばき、馬体の張りが全然違いますね」と大江助手は上昇ムードをアピール。2つ目のGⅠタイトル獲得を狙う。

 前哨戦の阪神大賞典を制したディープボンドは6枠12番に入った。その前走の直線は独り舞台。2着に5馬身差をつけて圧勝した。父キズナはこのレース4着(14年)、7着(15年)と勝利に届かなかった。父のリベンジへ。再度の道悪ならチャンスはさらに膨らみそうだ。阪神大賞典で馬場に泣いたアリストテレスは1枠2番に入った。パンパンの良馬場がベストなだけに週末の天気は気になるところ。

 牝馬ながら日経賞で優勝したウインマリリンは7枠14番から。同2着のカレンブーケドールは2枠3番に入った。昨年の芝古馬混合G1は牝馬の10戦9勝だったものの、唯一勝てなかったのが天皇賞・春。牡馬撃破へ、8枠16番のメロディーレーンを含めた3本の矢で挑む。

 中の人注目ナムラドノヴァンは7枠13番に入った。前走は阪神大賞典で上がり3F36秒8の脚を使って3着に入った。58キロの克服は必須だが、スタミナ比べの展開になれば浮上する。

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