菊花賞の枠順が確定!

2021年10月21日 16:30

 前哨戦の神戸新聞杯を制したステラヴェローチェは7枠14番に入った。朝日杯FSで2着、皐月賞、ダービーで3着と世代トップの力を見せながらもあと一歩GⅠタイトルに届いていない。スタミナが求められる舞台だが、父バゴからは菊花賞馬ビッグウィークが出ている点が好材料。共にクラシックを戦ってきた吉田隼人と最後の一冠に挑む。

 前走のセントライト記念で重賞初制覇を決めたアサマノイタズラは1枠2番。脚質を模索していた春から、期せずして生まれた前走の鮮やかな差し脚は見事だった。当時よりも上昇度が伝わる今回は期待がさらに高まる。セントライト記念で1番人気を背負うも13着に破れたタイトルホルダーは2枠3番に入った。目まぐるしく入れ替わる先行争いに加え、最後の直線で進路が無くなったことが最大の敗因。力負けの印象はなく、逆転候補に疑いはない。8枠18番オーソクレースは骨折明けながら、セントライト記念で3着。久々の実戦でポテンシャルを誇示した。ルメール騎乗で最後の一冠に狙いを定める。

 中の人注目、神戸新聞杯2着のレッドジェネシスは3枠5番に入った。友道師の「スタミナ比べになる展開なら歓迎です」とのコメントが印象的。ここ5年で4勝を挙げるディープインパクト産駒だけに、侮れない1頭だ。

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