高松宮記念の枠順が確定!

2022年3月25日 09:20

 電撃の6F戦春の陣・高松宮記念。外枠に泣いた昨年の2着馬レシステンシアが今年も参戦。4枠7番に入った。昨秋のスプリンターズS、香港スプリントでも2着と勝ち切れないながらにスプリントGⅠでも高い能力を示し続けてきた。今年初戦ながら河北助手は「最高の仕上がりになったと思う」と自信を口にする。5歳を迎え、競走馬として円熟の機。鞍上には昨年GⅠ5勝を挙げた若武者・横山武を迎え、目の前に迫った2つ目のGⅠタイトルを狙う。

 阪神Cで完勝を収めたグレナディアガーズは8枠18番から。2走前のマイルCSでは行きたがるそぶりを見せて13着。その中で前走は距離短縮で良化、さらに短くなる今回は気性的にはプラス材料だ。エスコートには福永。試練の大外に入ったが、2歳時以来のGⅠ獲りへ挑む。シルクロードSで重賞4勝目を手にして臨むメイケイエールは8枠17番に入った。ポテンシャルだけなら現役屈指もその気性によりなかなか結果に結びつかず。それでも前走は様々な馬具の工夫もあり、才能を開花。内枠克服を含めて、これまでで最もいいレースを見せた。今の充実ぶりなら念願のGⅠタイトルも。

 中の人注目は2枠4番に入ったライトオンキュー。昨年は鼻出血のアクシデントが響いて17着も、復帰戦の京阪杯は58キロを背負いながら勝ち馬から0秒5差の7着と力を見せた。一週前は坂路で4F49秒6の好時計、リベンジの舞台に挑む。

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