函館2歳Sの枠順が確定!

2022年7月15日 10:30

 函館で行われる今シーズン初の2歳重賞「第54回函館2歳S」。武豊を背に函館開幕週の新馬戦を勝ち上がったクリダームは3枠3番に入った。継続騎乗の武豊は勝てばJRA重賞350勝となる。ドウデュースで今年のダービーを制した松島正昭氏が立ち上げたクラブ法人「インゼルサラブレッドクラブ」の初陣を飾った同馬が武豊に節目の勝利も届けるか。

 4枠5番のスプレモフレイバーが快勝した新馬戦は2着馬と5着馬が後に勝ち上がっておりハイレベルだった。父ダイワメジャーと母の父サクラバクシンオー譲りのスピードをここでも発揮する。東京芝1400メートルの新馬戦を制した1枠1番ロッソランパンテは「スムーズに流れる1200メートルの方がレースしやすいと思う」と陣営が前向き。6枠9番のゴキゲンサンは初戦で488キロの牝馬離れした馬格がセールスポイント。渡辺助手は「使った後は短期で放牧に出して疲れも取れました」と手応えを口にした。

 中の人注目は5枠6番のニシノシークレット。函館ダート1000メートルのデビュー戦では後続を5馬身突き放す圧勝劇。手綱を取る勝浦も追い切り後に「動きはいい」と称賛した。初芝となるだけに週末の雨予報も味方しそうだ。

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