秋華賞の枠順が確定!
2023年10月13日 09:20 史上7頭目の牝馬3冠を目指すリバティアイランドは3枠6番に入った。春は圧巻の2冠制覇。桜花賞、オークスともに素晴らしいパフォーマンスで、オークスでは2着に6馬身差をつける完勝劇を演じた。夏は休養にあて、成長を促進。馬体重を56キロ増やし帰厩したが、陣営の思惑通りに状態をあげ、調教では相変わらず迫力満点の動き。偉業に向け、視界は実に良好だ。
桜花賞4着、オークス2着。世代トップの牝馬ハーパーは1枠2番からリバティアイランドとのリベンジマッチに挑む。ともに戦ってきたルメールは「タフな馬。そんなに切れないけど、ずっといいペースを維持できる」と長所を説明。内枠に入ったことで、それを最大限活かす乗り方をしてくるはずだ。
ローズSをJRAレコードでV、衝撃のハイパフォーマンスを見せたマスクトディーヴァは4枠7番から。2冠牝馬とは初対戦で未知の魅力がある。前走が休み明けだったことを考えると、非常に楽しみな一頭だ。4枠8番モリアーナは好相性のステップレース・紫苑Sを制して臨むローテーション。京都GⅠ完全制覇が懸かる横山典がジャイアントキリングに導くか。
中の人は3枠5番ドゥーラに注目する。オークスでは後方から鋭い脚を繰り出して3着。前走クイーンSでは、古馬相手にも勝利を挙げ、コンビを組む斎藤新は「秋華賞を意識した競馬ができました」と胸を張る。