【有馬記念】皐月賞圧巻勝利 世代超えても通用

2023年12月23日 08:02

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 さあ、いよいよ有馬記念。1週間、このレースについて散々考えた。マイナスのデータも多い中、信念を貫いて本命は(1)ソールオリエンス。3歳牡馬のレベルも疑われているが、この馬の力を信じる。皐月賞で見せた強さは世代を超えても通用すると思っている。

 ダービーはタスティエーラにうまく乗られ菊花賞は距離が長かった。京成杯は4角で外に膨れる不器用さも見せながら完勝。正直1枠1番は微妙でスタートと位置取りが鍵になるが、皐月賞も不安視されていた1枠1番をものともしなかった。鞍上は乗り替わりだが川田騎手なら信頼できる。仕上げも陣営の本気度がうかがえる。とにかく普通にレースができればチャンスはあると信じている。

 対抗は(10)ジャスティンパレス。天皇賞・秋では上がり最速で2着。距離が延びるのは歓迎。ローテも理想。昨年は7着だが、先週のシュトラウスで物議を醸したマーカンド騎乗だった。今回は横山武史騎手で枠も理想的。3番手に(5)ドウデュース。天皇賞・秋では切った馬だが、ここ2戦の負けで人気落ちはおいしい。イクイノックスがいない今、力はここでは上位。枠も絶好で勝って不思議はない。

 次に(16)スターズオンアース。大外で人気は下がりそうだが、今秋のG1はドゥレッツァなど大外枠の好走が目立つ。この馬も前走17番枠で3着。さすがにこの舞台の大外は不利と言わざるを得ないが、覆せる力はある。他では中山巧者(15)スルーセブンシーズ、ムーア騎乗(13)タスティエーラ、舞台絶好で調教が良かった(8)ライラック。世相馬券なら藤井聡太八冠やボクシング井上尚弥選手にちなんでタイトルホルダーが面白そう。

 馬券は3連単ボックス(1)(5)(10)を各5000円、フォーメーション(1)(10)―(1)(10)―(4)(5)(8)(13)(15)(16)、(1)―(4)(5)(8)(13)(15)(16)―(10)、(4)(5)(8)(13)(15)(16)―(1)―(10)を各2000円の計7万8000円勝負!よろしくちゃーん!

 ◇じゃい 1972年(昭47)3月20日生まれ、神奈川県出身の50歳。お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ役。ネタ作りも担当。22年8月21日のWIN5で9370万6710円の超高額配当を的中させた、最強ギャンブラー芸人。「勝てる馬券の買い方」(出版社・ガイドワークス)など著書も多数。今年の漢字は「個人的にも”税”」。

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