さあ、今年最後の中央競馬Ｇ１ホープフルＳ。ほとんどの馬が抽選をくぐり抜けた馬で、１８頭中１１頭が１勝馬。２戦２勝が３頭。３勝している馬はいません。能力比較も難しく、昨年のような大万馬券の可能性もあると思うし、堅い可能性もありそう。予想は難解なので、穴狙いでいきたい。

　本命は（１８）ミスタージーティー。新馬戦を勝ったばかりの馬だが、その新馬戦がエンジンの掛かりは遅かったものの、残り１Ｆの爆発力には目を見張るものがあった。昨年Ｖのドゥラエレーデに続き、ドゥラメンテ産駒の連覇に期待。１８頭立ての大外は、やはり不安と言わざるを得ないが、中団で折り合ってゴール前で混戦になれば浮上がある。

　対抗は（９）タリフライン。こちらも新馬戦を勝ったばかりだが、スローペースを後方から楽に差し切り。まだ余力があり着差以上の強さだった。◎○の共通点は新馬戦の２着馬が、次走で未勝利を勝ったこと。いきなりＧ１でハードルは高いが、人気もなく馬券妙味はある。３番手に（１）ゴンバデカーブース。サウジアラビアＲＣでは後方から競馬してボンドガール、シュトラウスに先着。新馬戦は逃げてＶ。位置取りが鍵も、１枠１番を生かせれば馬券圏内の信頼度は高い。

　その次に（１２）ディスペランツァ。京都２歳Ｓは外を回るロス。６着でも勝ったシンエンペラーと０秒２差なら悲観することはない。人気の差を考えれば期待値は高いのでは。他では念願の初Ｇ１制覇が懸かる藤田社長の馬、凱旋門賞馬ソットサスの全弟、おそらく１番人気の（６）シンエンペラー。個人的には応援してます。

　馬券は３連単フォーメーションで（１）（９）（１８）―（１）（９）（１８）―（１）（２）（４）（５）（６）（９）（１０）（１１）（１２）（１３）（１５）（１６）（１８）、（１）（９）（１８）―（２）（４）（５）（６）（１０）（１１）（１２）（１３）（１５）（１６）―（１）（９）（１８）を各３００円の計３万７８００円勝負！よろしくちゃーん！

　◇じゃい　１９７２年（昭４７）３月２０日生まれ、神奈川県出身の５０歳。お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ役。ネタ作りも担当。２２年８月２１日のＷＩＮ５で９３７０万６７１０円の超高額配当を的中させた、最強ギャンブラー芸人。「勝てる馬券の買い方」（出版社・ガイドワークス）など著書も多数。